放射線
放射線が私たちの健康にどのような影響を及ぼすかは、どのような種類の放射線がどのくらいの量、どの部位に、どのように作用したかによって異なります。
その影響を考慮した放線の量は等価線量といい、単位は、シーベルト(Sv)で表されます。
例えば生殖腺や骨髄などは細胞の分裂が盛んで、放射線の影響を皮膚などよりも20倍も受けやすいと考えられています。
シーベルトという単位は日常生活ではこれまであまり馴染みがありませんでしたが、東北地方を中心とした東日本大震災による二次災害、福島第一原発事故により多くの方が耳にするようになり認識が広まりました。
シーベルトがどの位の放射線量を表すのか想像するには、自然放射線からの被ばく線量や放射線障害の程度等と関連させて覚えてしまうと、見当がつきやすくなります。
全身に一度に高線量を被曝すると、急性障害を引き起こします。
人間の場合一度に6~7Sv 以上の放射線を全身に浴びると99%以上の人が死亡します。
生殖器に約5Sv被曝すると永久不妊となります。
急性障害から回復し一見健康そうにみえる人も、疲れやすく、ふつうの労働ができなくなります。そのために「ぶらぶら病」などといわれ、周囲から冷たい目で見られるという苦い経験を持つ人も多いうえ、数年から数十年後に白血病やがんになる不安を背負うことになります。
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